眉は“顔の額縁”!印象を決める一番大事なパーツ
朝のメイクで一番時間がかかるのは、やっぱり「眉」
アイラインやリップはサッと仕上げても、眉だけは真剣勝負…なんて経験、ありませんか?👀
むしろ普段メイクをほとんどしない人でも「眉だけは描く」という方は多いはずです。なぜなら、眉は顔全体の印象を大きく左右するパーツだからです。
実際、同じ顔立ちでも眉の角度や太さ、長さを変えるだけで、「やさしい雰囲気」にも「知的でクール」な印象にも変わってしまうのです。たった数ミリの違いでイメージが大きく変わるからこそ、眉は“顔の額縁”と呼ばれるほど大切なパーツだと言われています°˖✧
どうして眉メイクは難しいの?
「眉は大事」と分かっていても、いざ描いてみると左右非対称になってしまう…。これは多くの人が抱えるお悩みです。
実はその理由はとてもシンプル。人間の顔は左右対称に見えて、実は非対称だからです。
例えば、目の高さや形、表情筋のつき方は、よく見ると左右で違います。笑ったとき片方の眉だけが上がったり、目を閉じている時と開いている時で眉の位置が変わったりするのもそのためです。骨格や筋肉の動きに個性があるからこそ、「毎日同じ眉を描く」のは至難の業なんですね。
だからこそ、アートメイクで眉をデザインする際は、静止しているときの顔だけでなく、話しているときや笑っているときの眉の動きも考慮してデザインすることが重要になってきます💡
眉デザイン=流行を取り入れるだけじゃない
アートメイクのカウンセリングでよく聞くのが、
「流行りの平行眉にしたい」
「憧れの芸能人の眉を真似したい」
といったリクエスト。もちろん参考にするのは悪くありません。ですが、ここで気をつけたいのが、“似合う眉”は人それぞれ違うという点です。
たとえば逆三角形の骨格を持つ方は、もともと顎がシャープなので全体的にクールな印象になりがちです。そんな方がさらに角度のある上がり眉にしてしまうと、「きつい」「冷たい」という印象を与えてしまうことも…。
反対に、平行眉にするとシャープさが中和されて、やさしい雰囲気を演出できます。
つまり、眉デザインを考えるときは「流行」よりもまず自分の骨格や顔のバランスを理解することが大切なんです°˖✧
似合う眉を見つける3つのポイント
では実際に、自分に似合う眉をどう見つければいいのでしょうか?ポイントは以下の3つです💡
- 骨格を知る
丸顔、面長、逆三角形、ベース型など顔の形によって似合う眉は違います。
骨格を知ることで、印象を引き締めたり、柔らかくしたりとバランスを整えることができます。 - 表情のクセを観察する
笑うと片方だけ眉が上がる、片目だけ少し大きく開くなど、自分の表情のクセを知ると、アートメイク後に「なんか違う」と感じるリスクを防げます。 - なりたい印象を明確にする
「優しく見られたい」「仕事では知的に見せたい」「普段はナチュラルでいたい」など、どう見られたいかをイメージすることも重要です。
眉は“印象操作”ができる唯一のパーツだからこそ、ゴールを定めるとデザインの方向性がはっきりします。
眉デザインに「これが正解!」という形は存在しません。
流行や芸能人の眉を取り入れるのも楽しいですが、最終的に大事なのは自分の顔立ちに調和すること。
アートメイクは一度入れると長期間残るものだからこそ、骨格や筋肉の動きを理解し、ライフスタイルやなりたい印象に合わせてデザインしていくことが理想です🍀